使用機械
パネルソー
パネルソーとは
パネルソーは、材料の直線カットで使用します。
一度寸法を決めると、その寸法のままで素早く正確にカットが可能です。
お近くのホームセンターの木材を売っているコーナーの裏手にもあるはずです。
モルダーと並び、商品加工時に一番初めに使用される機械です。
当社にある台数
自動定規を搭載しているパネルソーと、手動定規のパネルソーの計2台あります。
自動定規と手動定規の違い
自動定規搭載型は、操作パネルに数字を打ち込むと、指定された寸法がカットできる位置まで定規が自動で移動します。そして足元にある押さえのペダルを押してからスタートボタンを押せばカットできます。また、量産したい場合は材料の大きさから何個取れるかの計算が必要になりますが、完全自動カットもできます。
手動定規は、定規を手で動かし、固定した後にゴムハンマーまどで軽くたたいて微調整して寸法を決め、足元にある押さえのペダルを押してからスタートボタンを押せばカットできます。
パネルソーでできる加工
当社ではパネルソーを使用し、幅、厚みともに0.1～0.2ミリ単位での調整をしており、お客様のご要望通りの寸法を正確に出すことができます。
カットできる厚さは最大で50ミリです。
基本的に直線カットのみができる機械です。斜めカットも治具などを作ればできなくはないと思いますが、危険なので、斜めカットはテーブルソーで行います。
パネルソーは様々な材料をカットできます。当社でカットされる頻度が高いのがMDFやベニヤ板です。1回目の切り出し「大立ち」をし、2回目の切り出し「小立ち」をして、決まった長さと幅の寸法で生産をします。大量生産が必要な場合は、自動定規の方で大立ち、手動定規の方で小立ちというように2台同時に使用する時もあります。正確に決まった寸法を出せるので、とても便利です。