使用機械
モルダー
モルダーとは
モルダーは、木材のムラ取りと寸法の調整を行います。
表面、裏面、左右の4面同時加工が可能です。
住宅などを建築する際に使用される柱や板などを作る時にも使用されます。
パネルソーと並び、商品加工時に一番初めに使用される機械です。
当社にある台数
軸が5つ付いているモルダーと、6つ付いているモルダーの計2台あります。
5軸と6軸の違い
軸が5つの場合は、1軸が裏面のムラ取り、2・3軸が左右のムラ取り兼仕上げ、4軸が表面の仕上げ、5軸（最終軸）が裏面の仕上げとなっています。
軸が6つの場合は、3軸までは5つの場合と同じで、4軸が表面のムラ取り、5軸が表面の仕上げ、6軸（最終軸）が裏面の仕上げとなっています。
モルダーでできる加工
当社ではモルダーを使用し、幅、厚みともに0.1～0.2ミリ単位での調整をしており、お客様のご要望通りの寸法を正確に出すことができます。
最大加工幅は250ミリ
最大加工厚は150ミリ
となっています。
最終軸にノコを複数枚取り付けて「割り加工」、表面仕上げ軸にノコとストレートカッターを組み合わせて「表面にミゾ入れ」、2・3軸の片方または両方に組み合わせカッターを取り付け「左右にミゾ入れ」など、使い方は様々です。